netkeirinをご覧の皆さまこんにちは。ミープロの香澄明希です。
　先日、西武園競輪場で「オールスター競輪(GI)」を観戦しました。現地ならではの空気を体感し、たくさんの競輪ファンの方々とお話することができてさらに競輪愛を深めてまいりました！今回は富山競輪場で行われている瑞峰立山賞争奪戦の準決勝予想を担当させていただきます。

　オールスター競輪が台風で順延し、両大会出場の選手にとってハードなスケジュールとなってしまいましたが、その影響を感じさせない力強いレースを見ることができて心が躍っています。

　富山競輪場は1周333mの通称サンサンバンク。国内の多くの競輪場の周長は400mで、サンサンバンクは全国に7ヶ所しかありません。今大会も富山記念らしいスピード感のあるレース展開が繰り広げられています。

■瑞峰立山賞争奪戦・準決勝 展望

【10R 15時20分発走】

　二次予選で1着を決め、500勝まであと1勝の荒井崇博選手は九州中国ラインの2番手。唯一の4人ラインで前を引っ張るのは富山競輪場初出場の嘉永泰斗選手です。同じく富山競輪場初出場の山口拳矢選手とは2日目の9Rで対戦し、山口選手が捲り追い込みで1着となりました。両選手とも初日、2日目と少しずつバンクに慣れてきているように見えますが準決勝ではどちらに軍配があがるでしょうか。二次予選では激しいブロックにあいながら三着に入りさすがSS班と言わしめた宿口陽一選手率いる埼玉ラインにも注目です。
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【11R 15時56分発走】

　オールスター競輪では落車してしまったものの最終日はきっちり1着をとり、今大会でも初日特選で一着と事故の影響やハードスケジュールの影響を感じさせない平原康多選手は一次予選、二次予選と連日位置取りの上手さを見せている佐々木悠葵選手との関東ライン。対抗するのは2日間とも目を見張る先行力を見せた土生敦弘選手が引っ張る大阪ラインでしょうか。
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【12R 16時35分発走】

　富山記念3連覇中の稲垣裕之選手の前を走るのは富山出身の志田龍星選手。今開催に一番思いが強いであろう2人の連携です。もちろん、連日さすがと思わせるレース運びでファンを魅了している松浦悠士選手、小倉竜二選手の中四国ライン、持ち前の機動力を存分に発揮している吉澤純平選手と渡部幸訓選手の東日本ラインにも注目です。
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