2022/08/19(金) 17:15 0 7
前回の地元別府は1、1、2着。決勝は菱田浩二を突っ張ったものの、過度に脚を使い纐纈洸翔のまくりに屈して惜しくも2着。地元Vはかなわなかった。
「11秒2の先行を10秒8で行かれてしまったので仕方が無いですね。完全に脚負けでした。それよりもレースの経験がまだまだですね」とあっさりと完敗を認めた。
初Vはお預けとなったが焦る様子は無い。それは師匠・小野俊之からの金言が胸にあるからだ。
「師匠からは『今は結果にこだわらなくていい。特別昇班とかよりレースで脚を付けろ。そうすれば将来につながる』と言われています。自分もそう思います」。
師匠の小野は「練習ではめちゃくちゃ強いし引っ張り回されています」と甲斐の強さを認めた上で「甲斐がドンくさいレースをしたら、皆さんどんどん指摘してください。アイツのためになるから」とも言う。それだけ期待が大きいからだ。
本人も「ドンくさいのはバレていますね(笑)。でもありがたいです」と師匠の気遣いに感謝する。スケールの大きなレースを地道に続けて焦らずに脚を付けて行く。(netkeirin特派員)