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【共同通信社杯予想】若手の登竜門! 20代選手の優勝が半数超え、関東が優勢/データ分析

アプリ限定 2022/09/06(火) 18:00 0 15

9月16〜19日に名古屋競輪場で開催される「共同通信社杯(GII)」。“若手の登竜門”と呼ばれる同レースの過去37開催分の決勝戦データと直近3年の名古屋競輪優勝者などから、優勝候補を挙げてみた。一緒に共同通信社杯を予想して楽しもう!
▶︎共同通信社杯特集

2021年共同通信社杯を25歳で制した山口拳矢(撮影:島尻譲)

“若手の登竜門” 20代の優勝が半数超え

 今回で38回目の開催を迎える共同通信社杯。このレースは初日特選のようなシードが設けられず、自動番組でもあるため“ドラマ”が生まれやすいことでも知られている。昨年、茨城の芦澤兄弟が初連係したことも記憶に新しい。

 また、“若手の登竜門”とも呼ばれる。過去の優勝者を調べてみたところ、全37開催中19開催で20代の選手が優勝していた。
 昨年も岐阜山口拳矢が25歳で優勝し、デビュー最速GII優勝記録を更新。直近10年に絞っても5開催で20代選手が優勝している。

直近10年の20代優勝者

開催年開催場選手名年齢
2021岐阜山口拳矢25
2019松阪郡司浩平29
2016富山竹内雄作28
2014伊東新田祐大28
2012名古屋渡邉一成28

 優勝者の平均年齢を算出すると30.6歳とほかのビッグレースと大差ないが、年齢層のバラつきが少なく20代後半〜30代前半に集中している印象だ。

 25歳で共同通信社杯を初めて制した神山雄一郎は、28歳、29歳、32歳、34歳、そして47歳と6度の優勝を経験しており、最年少・最年長優勝に自らの名を刻んでいる。

最年少優勝と最年長優勝に名を刻む神山雄一郎(撮影:島尻譲)

年齢データ

項目年齢
平均年齢(全期間)30.6歳
平均年齢(直近10開催)32.8歳


項目年齢選手名
最年長優勝47歳神山雄一郎
最年少優勝25歳山口拳矢
永井清史
佐藤友和
後閑信一
高木隆弘
神山雄一郎

関東が圧倒的! 中国は優勝なし

 次に地区別データ。優勝者の所属地区を分析すると、関東が13回と圧倒的で、うち半分(!)が神山雄一郎の優勝ということになる。次点が北日本の7回だ。

 直近10開催に限定すると関東が4回、北日本と中部が2回ずつとなっている。
 意外にも中国はまだ一度も優勝がない。

地区別データ

地区優勝回数
(全期間)
優勝回数
(直近10開催)
北日本72
関東134
南関東41
中部32
近畿50
中国00
四国10
九州41

名古屋競輪場に強い選手は?

 今回の共同通信社杯の開催場は名古屋競輪。出場予定選手のうち、直近3年間の名古屋競輪の開催(FI以上)で優勝している選手を紹介する。

開催年グレード選手名決まり手
2019GI新田祐大
2020GI松浦悠士
2022GIII眞杉匠
2019FI和田真久留
2019FI吉田拓矢
2019FI島川将貴
2020FI諸橋愛
2020FI川口公太朗
2021FI山賀雅仁
2021FI浅井康太
2021FI山田諒
2021FI東口善朋
2022FI山口拳矢

3月の名古屋競輪金鯱賞争奪戦(GIII)」で優勝した眞杉匠は23歳(撮影:島尻譲)

優勝に近いのは…?

 以上を踏まえ、出場予定選手のうちデータ上で優勢な選手を下記に挙げる。

 これまでの最年少優勝は25歳なので、今勢いのある眞杉匠菊池岳仁嘉永泰斗らが優勝した場合は最年少記録を塗り替えることになる。

 そして、スーパールーキーの23歳・中野慎詞は選考順位108位(最下位)で滑り込んだ。初のビッグレースとなるが、これまでの圧倒的な強さを見ると期待がふくらむ。

級班選手名(脚質)所属府県年齢
SS吉田拓矢(逃)茨城27
S1新山響平(逃)青森28
S1高橋晋也(逃)福島27
S1眞杉匠(逃)栃木23
S1坂井洋(逃)栃木27
S1菊池岳仁(逃)長野22
S1渡邉雄太(逃)静岡27
S1太田竜馬(逃)徳島26
S1嘉永泰斗(逃)熊本24
S2中野慎詞(逃)岩手23
S2犬伏湧也(逃)徳島27

※出場予定選手は9月3日時点

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