2022/07/31(日) 20:00 0 1
7月31日〜8月2日にかけ、奈良競輪場で「WINTICKET杯(FII)」が開催されます。同競輪場は直線が38mと短くカントも大きい333バンクで、前残りを見越して車券を組むのが基本戦略となります。7車立てのA級戦だとなおさらです。
2000年4月以降に奈良競輪場で行われたレースに関して、1着の決まり手確率は以下の通りです。
・「逃」 約24%
・「捲」 約36%
・「差」 約40%
ただし、2019年7月から21年12月までに行われた奈良競輪場の7車立て以下のレースに絞ると、確率は以下のようになります。
・「逃」 約40%
・「捲」 約32%
・「差」 約28%
近年の7車立て以下のレースに関しては、「差」よりも「逃」の方が決まりやすいことが分かると思います。展開がもつれるケースが少なく、また7車立てだとタテ脚があるマーク選手も相対的に少なくなること等が主な要因ではないかと考えています。
6月にチャレンジを9連勝して特昇したばかりですが、昇級後も先行力を武器に存在感を見せています。前節の岐阜ではA級で初めて優出も果たしており、今節も有力候補と見ます。
▶︎徳田匠 出走表
・林敬宏選手
A級では3度目の奈良参戦となります。過去2回はいずれも準決勝止まりですが、徐々に力を付けており決勝進出、さらに優勝争いまで十分あるでしょう。
▶︎林敬宏 出走表
・佐伯辰哉選手
捌きのできる自在選手なので、タイトな奈良バンクは向いていると思います。そもそもA級に入れば自力でも上位の選手であり上位争いは必至でしょう。
▶︎佐伯辰哉 出走表