2022/07/27(水) 20:30 0 12
個人的に、何度も書いてきたが、今の“近畿の競輪の礎”を作ったのは村上博幸だと思っている。村上義弘は生き神様だが、弟の博幸は後輩達に厳しく接し、自らも戒めてきた。それが形になって、稲川翔、三谷竜生、脇本雄太、古性優作の流れになった。大宮記念の落車で、同じ場所を骨折して、長期リタイア。これが半年休み復帰2戦目だ。
「大宮記念の直前に、鎖骨骨折で入っていたピンを抜く手術。さあ、これからと思った時に、同じところを骨折。そこから菌も入ったみたいで、ドクターストップが掛かってしまった。今迄も怪我との戦い。それでも若い頃は、大怪我をした後に、GIの優勝とかもあった。休んでいる間は、考える時間もあったけど、精神的にはしんどかった。自分でも、どこまで戻るか不安もあるから」。
GIやGIIIの優勝は分からないけど、常に記念の特選シードとか、そこそこの位置に戻るのは間違いない。復帰戦の函館はガールズもある開催。最後は「慣れていないから、どこまで言ってよいか分からなかった」と大笑いして、締め括ってくれた。(町田洋一)