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【ふるさとカップ】今節のレース展望!

2022/07/25(月) 09:15 0 4

弥彦競輪場の「ふるさとカップ(GIII)」は28日、初日を迎える。今節の見所を町田洋一氏に伺った。
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平原康多

 玉野サマーナイトフェスティバルは、高松宮記念杯の怪我の影響か精彩を欠いた平原康多。かつては大の苦手バンクで鬼門だったが、開設70周年記念を制して、昨年の親王牌でも優勝。引退した父親の生まれ故郷だし、平原自身も幼少期を、新潟で過ごしていた。親王牌のウイニングランでは、親戚や知人が集まり、凄い熱狂だった。同じくS班の吉田拓矢との連係を基本に、今年も勝ちに行く。

吉田拓矢

 その吉田はS班としての責任は果たしているが、本人にして見れば納得の成績ではない。平原を振り切っての優勝なら自信が深まるはず。

諸橋愛

 地元の顔役、諸橋愛は、67周年から3連覇して、きちんと結果を出している。やや、走りが丸くなったが、地元戦は当然リミッターを切る。昨年の親王牌決勝で落車したが、あの強引な中割りは地元の執念。優勝以外は、意味がないと言う、諸橋らしさが全面に出ていた。GIでなく、今回はGIIIだし、吉田が早逃げして、平原が番手捲りの展開は考えられない。それでも前が平原でも遠慮なく突っ込むのが諸橋の生き様だ。

成田和也

 今節は関東ラインが強力だが、小松崎大地成田和也の福島コンビも侮れない。小松崎は安定感に欠けるが、成田は諸橋以上のマーカーと言える。震災直後に、阿賀野市に避難して練習をやっており、弥彦バンクへの思い入れも強い。

 関東は3強以外に、地元の菊池岳仁末木浩二がいて、決勝進出も可能。菊池はナショナルチームのメンバーだし、末木は人の後ろも上手くなっている。

 南関は松坂洋平大石剣士が1班だが、準決勝が壁になりそう。

 中部は皿屋豊吉田敏洋坂口晃輔でメンバー的にきつい。

 近畿は落車で長期欠場していた村上博幸が戻ってきた。精神的な支柱であるし三谷竜生東口善朋も気合が入るところ。

 中四国は宮本隼輔島川将貴の自力が中心で一発狙い。

荒井崇博

 九州はビッグボスの荒井崇博が追加で入り、若手をリードして行く。今の荒井ならグランプリ出場も可能だ。

坂口晃輔選手は欠場となりました(7/27)

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