閉じる

【いわき平競輪】村田瑞季のイメージ戦略

2021/04/07(水) 11:30 0 0

いわき平競輪場で5日に開幕した「チャリ・ロト杯(FII)」。最終日12レースA級決勝に出走する村田瑞季に話しを聞いた。

岩井商会レーシングチームの宣伝をしないと」と、チームのユニホームに着替えて写真撮影に応じてくれた村田瑞季

 前検日には「厳しい近畿で生きていくために主導権は取ります。村上義弘さんには『流れで先行できているだけで、何が何でもという走り方ではない。流れが向かなかったらどうするんだ』と厳しくもあり、やさしい言葉をいただいています。グランプリを2度獲っている方なので何も言えません」と語っていたが、その言葉通り連日、鐘前から先行して勝ち上がった。

 そんな村田も「競走得点は上げたい、でも先行イメージは崩したくない」と葛藤もあるようだ。
3分戦の準決で中団を併走させる事に成功した点には、「叩きに行っても突っ張られると評価されているんだと思う」とイメージ戦略が上手くいっていると分析。

 しかし3着に沈んだことには「もつれていたのは見えていた。でも、これで流して捲られたりでもしたら相手にやりやすいイメージを与えてしまう」と、成績と内容との両立の難しさも語る。

 「S級で逃げ切る選手は最後の末脚が凄い。それには練習するしかない」こともわかっている。彼がどんな走りをしていくのか見守りたい。(アオケイ・市川記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票