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【大宮競輪・ガールズ】安定した走りで車券に貢献する高尾貴美歌

2022/07/14(木) 19:15 0 5

大宮競輪場で開催中の「TIPSTAR杯(FII)」が15日に最終日を迎える。11レースのガールズ決勝に出走する高尾貴美歌に話を聞いた。
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山口伊吹ちゃんみたいな色白で脚もある選手になりたいです」と語る高尾貴美歌

 通常開催ではまず決勝を外さない高尾貴美歌。今開催、初日は踏み遅れて4着に終わったが、2日目は捲りの3番手からズバッと伸びて2着で決勝入りを決めた。

「本当は自分で仕掛けられればよかったけど、永塚さんが前団にいて併されるのが怖くて動けなかった。結果捲りに乗る形で迫れたけど、あまりよくないですね」と首を捻る。

「最後は無我夢中に踏んでいたので、自分が2着か3着か分からなかった(結果タイヤ差で2着)。体調もよくはないし、チェーンの張りが固すぎた。決勝までに調整します」と不安要素は多い様子。

 一時は捲り、追い込みで1着を量産していた高尾。本命選手をも封じて高配当を提供していたが「自分でもなんであんなに成績がよかったのか分からないです(笑)。あの時は勝手に車が進んでいたし、自力の決まり手も増えた。自分は位置を取って流れ込んだり、追い込んだりする方が得意だと思っているのでその時は本当に調子がよかったんだと思う。今は正直あの時の脚はないです」と苦笑い。

 関東での取材をメインとしている筆者は高尾と会うのは初めてだったが顔つきもキリッとしており、丁寧に取材にも応じてくれて好印象。「よく聞かれるのですが、自分はフィリピンのハーフ。母がフィリピン人で父が日本人。同県同期の山口伊吹ちゃんみたいな色白で脚もある選手になりたいですね。彼女は在所順位1位で自分は19位。いつか追いつけるように頑張ります」と飛躍を誓ってくれた。

 決勝(11R)は5番車で出走予定。コメントは「臨機応変」と出したが初日、2日目動けなかった分自ら仕掛けて見せ場を作って欲しいところだ。(アオケイ・松野記者)

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