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【競輪予想・サマーナイトフェスティバル】決勝の平均配当は4万円超え! 北日本と中部が強い夏の祭典/データ分析

2022/07/11(月) 18:00 0 5

16〜18日に玉野競輪場で開催される「サマーナイトフェスティバル(GII)」。同レースは2005年から始まったグレードレースだ。 今回、過去17開催の決勝データを分析して傾向を探った。一緒にサマーナイトフェスティバルを予想して楽しもう!

函館競輪場で行われた2021年サマーナイトフェスティバル松浦悠士が優勝(撮影:島尻譲)

全17開催中13回、30代が優勝

 サマーナイトフェスティバル優勝者の平均年齢は32.6歳。
 どのビッグレースでも優勝者の平均年齢を算出すると30代に落ち着くことが多いが、サマーナイトフェスティバルでは圧倒的に30代の選手が優勝している。

 全17開催のうち、30代以外の選手が優勝したのはたった4回。
 2011年の神山雄一郎(当時43歳)、2014年の深谷知広(当時24歳)、2015年の近藤龍徳(当時24歳)、2020年の清水裕友(当時25歳)だ。

年齢データ

項目年齢
平均年齢(全期間)32.6歳
平均年齢(直近10開催)30.8歳
最年長優勝43歳
最年少優勝24歳

 エリアについては北日本が5回中部が4回とリード。四国と九州はまだ優勝がない。
 開催地はナイター開催場で持ち回りとなっているが、地元選手の優勝はまだないようだ。

地区別データ

地区優勝回数
(全期間)
優勝回数
(直近10開催)
北日本53
関東31
南関東10
中部43
近畿21
中国22
四国00
九州00

3月にリニューアルオープンした玉野競輪場(撮影:島尻譲)

万車券続出! 高配当に期待

 決勝の平均配当は4万円超え。過去17開催のうち、実に12回が万車券となっている。

 最高配当は近藤龍徳が優勝した2015年(函館競輪)で、3連単300,010円。
 10万車券は2019年(別府競輪)にも出ており、村上博幸の優勝で3連単114,920円だった。

項目配当
(全期間)
配当
(直近10開催)
平均配当40,121円59,116円
最高配当300,010円300,010円
最低配当2,510円3,130円

1番車イメージ・古性優作(撮影:島尻譲)

 車番別で最も優勝が多いのは1番車で4回。ただし1番車は1度も2着に入ったことがない。

 2着は2番車と7番車がそれぞれ5回ずつ、3着は3番車が5回と着ごとに偏りが見られた。

車番別成績(全期間)

車番1着回数2着回数3着回数
1402
2350
3315
4122
5311
6001
7152
8013
9221

車番別成績(直近10開催)

車番1着回数2着回数3着回数
1202
2130
3202
4012
5201
6001
7140
8012
9210

玉野競輪場に強い選手は?

 今回のサマーナイトフェスティバルは、初めて玉野競輪場で開催される。3月のリニューアルでバンク特性にも変化があるが、以前から海風があるタフなバンクだ。
 参考までに、出場予定選手のうち2019年以降に玉野競輪のFI以上の開催で優勝している選手を紹介する。

開催年グレード選手名決まり手
2020GIII郡司浩平(同着)
2020GIII新山響平(同着)
2019FI大槻寛徳
2019FI新山響平
2019FI野田源一
2020FI佐々木豪
2020FI小松崎大地
2020FI坂井洋
2020FI太田竜馬
2020FI荒井崇博
2022FI野田源一

優勝に近いのは?

 以上を踏まえ、出場予定選手のうちデータ上で優勢な注目選手を下記に挙げる。

級班選手名(脚質)所属府県年齢
SS守澤太志(両)秋田36
SS郡司浩平(逃)南関東31
SS古性優作(両)大阪31
S1新田祐大(逃)福島36
S1小松崎大地(逃)福島39
S1浅井康太(両)三重38
S1野田源一(両)福岡43

※出場予定選手は7月2日時点


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