2022/06/24(金) 16:30 0 5
上田と言うと常に初日シード組で決勝常連メンバーのイメージだが、宇都宮ウィナーズカップの最終日に落車。1か月半ほど治療に専念し、いわき平での日本選手権で復帰も本来の走りからは程遠く、次開催の函館記念では2日目に白星を挙げるなど徐々に復調の気配は見せていた。
「日本選手権は全くダメ。函館記念は着こそまずまずだったが、自分の理想のレースはできなかった。ようやく骨折の影響がなくなってしっかり走れていると実感したのは佐世保での全プロから。連日バックも取れたし、1着、2着で結果も付いた。この走りが常にできればいいんですけどね」と苦笑い。
直前の和歌山は準決勝4着で決勝入りを逃したが、「初日、最終日は1着が取れたしよかったですよ。調子もよかっただけに準決は悔しかったですけどね」と好調はキープしている様子。
「今期はこれでラスト。その後は9車立てが続くし、ここで1回決勝に上がっていい流れで来期を迎えたい」。
上田はヤンググランプリ以来の当地参戦。その時は3着入線ながら内側追い抜きで失格となっており本人は「本当に嫌な思い出ですよ(笑)。今回はそのイメージを払拭したいです」と気合を入れていた。(アオケイ・松野記者)