2022/06/24(金) 16:15 0 1
立川競輪場で「デイリースポーツ杯(FI)」が25日に開幕する。点数アップを目指す3人に話を聞いた。
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正確な数字ではないが、今期のS級残留ボーダーは97・4、5辺りではないかと目されている(最終的にもっと高くなる可能性大)。
今期失格が一度ある石毛克幸は前回の伊東で勝負駆けに臨んだが2日目7着で点数アップに失敗。しかし「追加をいただけたので」と“泣きの一回”の機会を得た。初日は6Rで鈴木浩太を目標にする。
「いい選手を付けてもらったし、これでダメなら仕方ない。鈴木君には好きなように走ってもらって、あとは自分がチャンスをモノにできるかどうかですね」。
山口翼(10R)も追加で最後の勝負に臨む。春先からS級の流れに順応できるようになり、直近の点数は99点台と好調。期初めの“借金”が多かったため返済に苦労しているが、一発逆転は可能だろう。
「前回初日は車番も悪く(大石剣士に)突っ張られて終わってしまった(苦笑)。なんとかチャンスをもらえたし、脚自体は悪くないので頑張ってみます!」と鼻息を荒くする。
S級昇格をにらむ藤原浩はまさにボーダー上。今シリーズの結果次第で来々期の級班が決まることになりそうだ。A級初日特選(5R)では四国3番手を固める。
「吉松君は『自分が3番手を固めるんで前を回ってください』って言ってくれたけど。こういうのは流れに逆らわず、点数順の自然な並びでやった方がいいのかなって思って(笑)。ただ、この判断がどう出るかちょっと心配ではありますが。とにかくやれることをやるだけです」。
この3人の動向をしっかり最終日まで見守りたいところだ。(netkeirin特派員)