2022/06/25(土) 09:00 0 7
出場を予定していた平原康多は無念の落車で欠場で、同じくSS班で高松宮記念杯競輪を制した古性優作も不在。多くの選手にとって優勝のチャンスが巡ってきたとも言えそう。65周年以来の地元九州勢の活躍にも期待がかかりそうだ。
また、好タイムが出やすいバンクなので、スピードタイプとパワータイプ、自力があるのかどうか含めて上手く分類分けした上で車券を組み立てたいところだ。
大まかなバンクの特徴を挙げると、1周400mで直線が50.7mと一般的な長さでごくごく平均的だろう。また、風の影響やカントについても特に気にする必要がなさそうで、純粋に展開を捉えて力関係を把握すれば的中できるはず。
決まり手的にも、スジ決着でラインで決まることが多くシンプルに考えて予想を組み立てることが車券ゲットの第一歩と言えるだろう。ラインを重視し、その中でどの選手を軸として選定するのかが一つポイントだ。
下記に主に有力な2選手と今回優勝の可能性がある期待選手を一人取り上げたが、やはりSS勢の郡司浩平と清水裕友には注目が集まるのは間違いない。また、地元勢こそやや力落ち気味の印象ではあるが、北津留翼や園田匠など小倉勢の存在は気になるところで注意したい。
そして、最終日の9レースにはレインボーカップチャレンジファイナルが組まれている。A3班の9名が集められ、3着に入った選手は特別昇級が与えられる。119期の新鋭が揃ったメンバーとなるが、ミッドナイト競輪で活躍してるメンツばかりなのでそちらも楽しみにして欲しい。
安定感を生かして久留米のバンクを制す・郡司浩平 平原と古性不在のメンバー構成ならば、この男が優勝に向けての最有力候補の一人と言えるだろう。高松宮記念杯競輪の決勝では窮屈なレースを強いられており、GIの好メンバー相手でも安定感のある走りを見せている。特に癖もなくどういったレースも出来る選手にとってはベストのバンクなだけに、良い結果を出して夏の大舞台を意識した結果が欲しいところだ。
SS班のスピードスターの走りに注目・清水裕友 個人的にはこれ以上に買い時がハッキリしてる選手はいないので、好不調よりもバンクとの相性や展開に大きく左右するタイプ。展開がハマれば大仕事もする一方で、自分のパターンにならないと凡走もあるので人気問わずに上手く付き合いたい。町田太我を中心に中四国勢の連携も期待できるので、2年前に制したクセのないバンクでスピードを生かす展開のレースで狙いたいところだ。
新田祐大も信頼の東日本のマーク屋・成田和也 あのオリンピック代表の新田祐大が信頼する福島勢の代表格で、先日の岸和田でも青龍賞を制する見事な走りを見せた。その時にラインを組んだ小松崎大地を含め、渡邊一成など信頼の厚い福島勢とのコンビにも注目ができる。GIでもなかなか目立つ走りをしていたので、今回の記念レースでアッと言わせる場面も十分にあるだろう。