2022/06/23(木) 13:00 0 3
22日から函館競輪で行われているナイター「サテライト石狩杯争奪戦(FI)」で、ルーキーの中野慎詞(22歳・岩手=121期)がS級初勝利を挙げた。
中野は日本競輪選手養成所を早期卒業後、1月1日に前橋競輪でデビュー。無傷の18連勝で4月17日にS級2班へ特別昇級した。
昇級後はナショナルチームの活動のためしばらく出走がなかったが、22日にS級デビュー戦を迎えた。
レースで中野は警戒されるも、打鐘3コーナー過ぎから発進。5番手からラインの櫻井正孝、杉山悠也を連れ先頭に出る。最終バックから山中秀将がまくりで迫るが、押し切って1着ゴール。準決勝に進出した。
2008年1月のチャレンジレース導入以来、本デビューからの連勝記録は深谷知広と山口拳矢が持つ20連勝。中野はこの1着でデビューからの連勝を19に伸ばしており、同記録に迫っている。
23日に行われる準決勝(12R)では、師匠である佐藤友和と初めて連係する。
しかし畑段嵐士も「中野君の番手へ」とコメントを出しており、激しいレースとなりそうだ。