2022/05/29(日) 19:30 0 2
予選は後ろに敵が入りペースを乱してしまった小玉勇一だが、準決ではきっちり逃げ切った。
「本当に展開ですね。3角で後ろを確認したら併走になっていた。まさか粘られるとは思っていませんでした。松澤敬輔さんは内に居たし、捲ってくるのは石田宏樹さんくらいと思っていた。風が向かいで厳しかったけど(捲られないように)踏み上げていった」と振り返る。
初日に調子に不安を覚えた小玉だが、準決は展開が良かったとは言え軽快な逃げ。
「初日にレースが終わってから大澤雄大(師匠)さんと伊藤慶太郎さんに自転車を見てもらって調整。そうしたら自転車が良くなって、これなら力を出し切れれば勝負になるかなって感じになった」。
決勝は優勝候補の橋本瑠偉との連係。長考の末に「自力でやる気もあるんだけど、人の後ろを回るのも良い経験になるから」との理由で番手回りを選択。113期同期の連係に注目したい。(アオケイ・真島記者)