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【玉野競輪・ナイター】今節のレース展望!

2022/05/28(土) 16:00 0 0

6月1日から玉野競輪場でナイター競輪「桃太郎杯争奪戦(FI)」が開幕する。開催の見所を町田洋一氏に伺った。
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バンクレコード更新の可能性がある山口拳矢

 梅雨入りの季節になったが、夜の玉野バンクは、昼間と違い無風になり、雨さえ降らなければ好タイムが続出する。

 現状、バンクレコードはミッドナイト競輪で太田竜馬が叩き出しているが、この記録を山口拳矢が更新する可能性もある。

 宇都宮記念では完全復調の兆しもあったが、二次予選のゴール後に落車。骨には異常がなく、打撲と擦過傷だったが、準決は後方で不発。

 最終日は大事を取り欠場したが、ここまでには、ある程度の状態をキープしているはず。普段通りの快速捲りで決着をつける。

 追加参戦の北津留翼も不気味な存在。直前の福井FIでは、初日特選でワッキーを破っている。決勝は先捲りを打つも、ワッキーの捲りに沈んだが、十分見応えのある走りだった。

 単騎の源さんこと野田源一も追加斡旋。北津留翼野田源一の並びは100%近くなく、最近の連係では源さんに翼の折り合い。

 九州には函館GIIIを優勝した若武者の瓜生崇智もいて、並びは注目される。地元は世界で闘ってきた河端朋之が復調気配。ヘルニアの影響で調子を崩していたが、前走の久留米FIも単騎の走りで準優勝。

 中四国の実力者でもある渡部哲男は同県で松本貴治との連係を基本に、河端マークもありそう。どうあれ、オグリューや哲男がいるレースは、中四国ラインが引き締まる。

 当サイトのコラムニストでもある鷲田幸司も元気に参戦。今節は、喋りでなく、走りでも注目されたい。頑張れば、山口拳矢の後ろを回れる可能性もある。2班からは、直前の久留米FIで河端朋之を破り優勝した自在選手の川口雄太を推したい。

 A級戦は話題の新人、太田海也の完全優勝が濃厚。S級に特進出来ないでいるが、パワーで他を圧倒している。直前の広島で完全優勝して、2走前の大宮はピンピン準優勝だった。ナショナルチームとの二刀流だが、競輪選手として早くGIで活躍したい。

 番手は自力選手だが地元同士の連係で高井流星。開幕シリーズの小松島ミッドは逃げ切りで優勝している。ヨコのテクニックはないが、太田は一気のダッシュ戦だし付いて行く分には問題なさそう。太田は2班なので予選スタートだが、特選シードの機動型で太田と互角に勝負出来る選手は不在。山口拳矢以上のスピードを発揮する可能性もある。

川口雄太選手は欠場となりました(5/31)

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