2022/05/22(日) 08:45 0 8
宇都宮競輪「開設73周年記念ワンダーランドカップ(GIII)」は22日、最終日を迎える。5Rに出走予定の吉本哲郎と12Rに出走予定の松浦悠士の広島コンビに話を聞いた。
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吉本哲郎と言えば、競走はもちろん、それ以外のところでも競輪界を盛り上げてくれようとサービス精神旺盛な事で記者の間でも評判。この人が歩くところには常に笑い声が絶えない。
そんな吉本は3日目の1Rは捲りで1着を奪取し、更にご機嫌。
「初日が終わって自転車に違和感があったんですよ。それで他の人に診てもらったらやっぱりダメで、たまたま地元の長島大介君が予備としてもう1台の自転車を持っていたので、それを借りたんですよ。別に長島大介君と繋がりがある訳ではないけど、本当にありがたかった。しかもSSの松浦君に2日目が終わった後にセッティングを診てもらってバッチリでした。3日目の朝の指定練習で松浦君にOKを貰ったので、自信を持って走れたのが1着に繋がりましたね。長島大介、松浦悠士の上位の実力を持つ選手に助けてもらったんだから、これで結果が出ないはずはない! これで最終日も楽しみになってきましたよ」と傍らに居た松浦悠士にアイコンタクト。
その松浦は「吉本さんとは同県なので宿舎の部屋が一緒。昨晩は観たいドラマがあったので楽しみながら観ようとしていたら、ずっと吉本さんからしゃべりかけられていたので全然ドラマに集中できなくって。だから全然リラックスできなかったんですよ」と、こちらは吉本に向けて苦笑い。
それでも松浦は「楽しくやらせてもらっているし、競走に向けてっていう意味では凄い良い感じで臨めているので吉本さんと同じ部屋で良かったなと。最終日の朝の指定練習でも吉本さんとしっかりモガいて結果を出せれば」と同県先輩にややリップサービスをしながら、こちらも3日目の準決勝は1着で突破し決勝に駒を進めた。
そんな仲良し広島コンビの最終日は大いに注目したい。(アオケイ・渡辺記者)