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【西武園競輪】サラブレッド・坂本紘規「究極の理想は○○選手」

2022/05/17(火) 09:15 0 4

西武園競輪場で17日に「サンケイスポーツ杯(FI)」が最終日を迎える。8Rに出走する坂本紘規に話を聞いた。
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積極的な走りを見せた坂本紘規

 2日目、9Rを走り終えると「八戸でやってきた直前の練習でも感じは良かったし、今回は自信を持って臨めていますね。連日、積極的な走りができているし、調子は上向き」と話した。

「ロスの超特急」坂本勉を父に持ち、長男・貴史(94期)に次男・周輝(100期)も選手として活躍。

 そんな華麗なる競輪一族の4男坊にあたる紘規は「初めから競輪選手になる選択肢があった訳でなく、周囲から押し付けられることもなかった。大学に進学してはみたものの、これといったやりたいことが見つからなくて。結果、自転車競技をやっていたし、選手を目指せる脚力はあったので、目指すことになった感じです」と、競輪選手になった経緯を明かしてくれた。

 理想の選手像を聞くと「究極の理想は眞杉匠(栃木・113期)君」だと言う。「眞杉君の凄いところは持久力。とにかく、彼の練習量には驚かされますね」。

「ここ2年、冬期移動は宇都宮で眞杉君と練習している。自転車の乗り方を教わって、かなり感触がよくなりました。一緒にやっていると刺激になるし、本当にいい環境で練習をさせてもらっています」と、眞杉効果を実感している様子。

 今期、初めてS級に昇格して9場所目。

 昇級後の手応えについて「S級デビュー戦は落車明けで、不安と緊張でいっぱいだった…。両手の指を怪我していた影響もあって、最初は力が入らず、嫌な流れが続いた。でも、徐々に良くなってきて、最近はそれなりに戦えているのかな、と思います」。

 打鐘からの先行態勢で捲る嶋津の反撃を許さず、2着に逃げ粘った坂本。S級初勝利まであと一歩であったものの、ポテンシャルの高さを十分に示す走りだった。今後の成長と活躍が楽しみでならない!(アオケイ・八角記者)

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