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【弥彦競輪・ミッドナイト】今節のレース展望!

2022/05/16(月) 20:00 0 1

弥彦ミッドナイト競輪「e-SHINBUN賞(FII)」は17日、初日を迎える。今節の見所を町田洋一氏に伺った。
弥彦競輪レース情報

今節注目の長田龍拳(左)と中井達郎

 将来的に南関の大砲となる長田龍拳がシリーズリーダーだ。前回の大宮はナショナルチームの太田海也に完敗。その悔しさが、前検日の談話にも、にじみ出ていた。ただ、その前の伊東、宇都宮西武園と3場所連続で優勝。来期はS級戦士と戦うし、本人も楽しみにしていた。弥彦バンクは直線が長く、重たい走路だが、あの巨体のスタミナがあれば問題ない。

 番手は同県の中井達郎。失格で来期もA級だが、長らくS級で活躍した実力者だ。今、流行のセッティングを試してみたが、これが合わず、前回ぐらいから元に戻したそうだ。これでスピードも出る様になり、不安を一掃した。

 関東の先頭は山本勝利。師匠は、あの熱いマーカーの山崎充央で、人情味のある競輪も系譜している。近況、怪我が多いが、骨折でないのが幸いだ。

 埼京ラインで宮下貴之が番手を回る。長らく先行選手として活躍。不器用ではあるが、その走りには一生懸命さが伝わってくる。

 初日特選は3番手回りの地元原田泰志だが、準決は山本の番手だろう。今期の優勝は1回しかないが、来期はS級に復帰する。

 北日本は佐々木吉徳のパワー駆けで、遠征勢は自在の岸川哲也が特選シード。共に特選レースは単騎だが、一発を秘める存在だ。中距離で実績のある新鋭新村穣にも注目したい。まだ組み立てに難があるが、時折ヒットもある。

 予選は先輩の野村純宏とワンツーを決めたい。他に予選スタート組みでは鈴木玄人の機動力も侮れない。体調不良で2か月ぶりの実戦だが不安はない様子。

 チャレンジは石塚慶一郎が人気の中心。弥彦はデビュー2戦目に走り、初優勝を決めた思い出のバンク。兄と風貌はソックリで、後は脚力を似せて行くだけ。特別昇班出来ないのが不思議だが、地脚を活かして3場所連続Vを狙う。

 これを崩すとすれば、同期の平山優太。2場所前の和歌山では捲り3連発で完全優勝を決めている。

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