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【西武園競輪】北井佑季「先行主体に戦うのが自分の競走スタイル」

2022/05/15(日) 11:00 0 3

西武園競輪場では15日から「サンケイスポーツ杯(FI)」が開催される。初日の4Rに出場する北井佑季に話を聞いた。
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「しっかり持ち味を活かしたレースができれば、おのずと結果も付いてくるはず」と話す北井佑季

 西武園についての印象について聞くと「西武園は、昨年7月の本デビュー戦で走って優勝したバンク。レースではその時以来だけど、立川が使えないときに練習で使わせてもらっているので、走り慣れていると思います」。

 北井はプロサッカー選手から転向し、競輪選手養成所ではゴールデンキャップを獲得した逸材。デビューして1年たった今、ルーキーイヤーの自己評価を聞いてみた。

「良くも悪くも、こんなものかな、という感じ。ただ、特昇に2度失敗して足踏みしたことに関しては勿体なかったとは思います。でも、特昇に失敗したことは引きずっていない。失敗したからといって、失うものは何もない」と話す。

「先行主体に戦うのが自分の競走スタイル。今後もしっかりと積極的な走りを続けていきたいです。しっかり持ち味を活かしたレースができれば、おのずと結果も付いてくるはず。あとは実戦のなかで、どれだけ組み立ての引き出しを増やせるか、ですね」と、更なる進化に向けて課題を口にした。

 また、サッカーと競輪で鍛え上げられた北井の強靱な肉体と脚力は、ライバルたちも一目置くほど。発走機で隣り合った選手が「ユニフォーム越しに割れた腹筋が見て分かるんですよ。あの腹筋を見て、スタート前から怖じ気づいた(苦笑)。ダッシュも良いし、強さは本物。S級でも間違いなく通用するでしょう。強すぎてA級にいられると困るので、早くS級に上がってくれないかな」と話していたことを思い出した。

 今節も優勝候補筆頭の北井。2年目の更なる飛躍に期待したい。(アオケイ・八角記者)

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