2022/05/11(水) 22:45 0 3
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で12日、「PIST6 Championship」のファーストクォーター ラウンド7の初日が開催される。2Rの一次予選Bに出走予定の市本隆司に話を聞いた。
今回が8度目の参戦となる50歳・市本隆司。参加回数の多さから、どうやら巷では「市本隆司、千葉に住んでいる説」が噂されているとか、いないとか!?
前検日のインタビューでは「何回走っても毎レース、緊張感でいっぱい。最初の頃は、やっぱり若い子には勝てないな、と思って気楽に挑戦していた。でも、最近はオッズが人気あるし、変なプレッシャーが…」と苦笑い。
市本は今年1月、タイムトライアル(200m)で自己ベストの「10秒234」を叩き出した。UCI公認の50ー54歳世界記録は「10秒546」。市本の記録は非公認ではあるものの、世界記録を超える破格のタイムである。PIST6歴代最高タイムの伊藤信(10秒013)も「どうみても50歳のスピードじゃない…」と舌を巻くほど。
そんな世界一速い50歳・市本は「マスターズ世界選手権へ挑戦しようかな、と。来年開催のマンチェスター大会を目指すつもりだったけど、今年9月に開催予定のロス大会に参戦したい。と言っても、エントリーは6月に開始だから、まだ決まってはいないけどね」と世界挑戦のビッグプランを明かしてくれた。
「種目はスプリントとタイムトライアル(200m)の2種目にエントリー予定。年代別の同じクラスにはキクシス(※)というトップ選手がいるし、結果を残すのはなかなか難しいと思いますけどね。挑戦する価値はある。9月なんて意外とすぐだし、打倒キクシスを目指して、特訓しないと!」と力強く意気込む。
※アイナル・キクシス(50歳)=99年、01年〜03年に日本でも国際競輪を走るなど、数々の世界大会で活躍。
「はい、記者さん! これ以上の取材は吉本(哲郎)興業マネージャーの僕が窓口になりますのでね」と同郷広島の後輩・吉本哲郎が取材に割って入る。どうやら、市本隆司・専属マネージャーに就任した模様。
吉本に市本の凄さを聞いてみると「年齢を感じさせないパワーと研究熱心なところ。市本さんは50歳だけど、まだまだ伸び代がある(笑)。世界一も夢じゃないですよ」と太鼓判を押す。
続けて「記者さんが密着取材して、これはドラマ化でしょ。いや、映画化もありえる。タイトルは、市本隆司ロスへの道! ね、市本さん!」と誰よりも張り切る吉本の言葉に、まんざらでもない様子の市本隆司だった。
今後も市本の活躍、挑戦から目が離せない! (アオケイ・八角記者)
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