前走の伊東で完全Vなら9連勝でS級に特別昇級していた長田だが、2・1・1で優勝を決めたが、初日の2着で特別昇級とはならなかった。

「先行した結果だし全然気落ちはしなかった。(特進)は狙ってはいたけど、来期はS級だし、変に構えずにいつも通り走った感じです」と前走を振り返った。

　そして初日のレースは5番手からロングスパート。中団から佐々木吉徳が先捲りを打つが、その上を力強く強引に捲り切った。

「佐々木(吉徳)さんに併されたと思ったけど、外々を踏めたし悪くないかな。自分は徐々に踏み上がっていくタイプだから、五百バンクや直線の長いバンクは得意。相性の良さも生かせましたね」とレースを振り返る。

　準決は太田海也との対戦となった。「太田君と準決で当たるとは思わなかったですね。相手の方が格上だし、挑戦者の気持ちで頑張りたい」と気合を入れた。

　力と力の激突で激しいレースになりそう。スーパールーキーを相手に長田がどんな走りをするのかにも注目したい。(アオケイ・富記者)