2022/04/26(火) 19:30 0 2
青森競輪場で28日から「施設整備等協賛競輪in青森 縄文小牧野杯(GIII)」が開幕される。開催の見所を町田洋一氏に伺った。
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施設設備等協賛競輪のGIII開催なので、中0日でもあるから、ダービー組のビッグネームは不在。中心は、話の面白さでも定評のある吉田家の末弟・有希。今年は体調不良でルーキーチャンピオンは不参加。続く、GIIのウィナーズカップでは、勝ち上がりには失敗したが2日目に1着。その後は、地元FIで完全優勝し、この2場所はピンピンで勝ち上がり決勝7着。粘っこい脚を使うのが持ち味で、併されたかと思いきや、そこからまたグングン伸びて行く。新人であるがGIII覇者にふさわしい男だ。番手は茨城同士の山岸佳太。裏開催のGIIIは強く、吉田を差しての優勝も可能だ。この3番手は栃茨ラインで大御所の神山雄一郎だ。
途中欠場のペナルティーでダービーに出走出来なかった阿竹智史だが、自力兼備の自在戦は魅力ある。世界の河端朋之の腰痛が良くなり、スピードが戻っている。この中四国2人の連係も軽視出来ない。ただ、河端に同県戸田洋平、阿竹に徳島同士の福島武士で別線になる可能性もある。
地元勢も機動型は揃っている。何れも2班だが嵯峨昇喜郎、小原丈一郎、坂本周作は競走得点が100点を超えて決勝進出は可能だ。これを鹿内翔、新山将史、竹村勇祐のSIのマーカーがガード役。新山弟は3年前のGIII決勝で弟と兄弟ワンツーを決めており勝負強さもある。
南関は堀内俊介の自力勝負にBIGBOSSの成清貴之。近畿は中井俊亮に世界のワシコーこと鷲田幸司。
九州はGIでも実績のある吉本卓仁、坂本亮馬、島田竜二、大塚健一郎の名前が目につく。