2022/04/22(金) 14:00 0 4
今年の前半戦は『ピン・飛び・ピン』ばかりで準決の失敗が目立っていたが、3月開催の静岡で優勝を飾るとそこからリズム急上昇。どうしてこんなに良くなったのか聞いてみると、同じ秋田の『超イチ』の名前が何度も出てきた。
「一番はやっぱり体の使い方をマスターしたことですね。守澤(太志)さんから『こういう風にしたら自転車が進むよ』ってアドバイスをもらって、ずっと試行錯誤しながらやっていたんですが、2年くらいかかってようやくモノにすることが出来ました。とにかく今はたいして力を入れなくてもスイスイ進む。競輪は筋力だけじゃないんだって、この年齢になって初めて分かりました」。
守澤からもらったのはアドバイスだけではなかったようで、「実は今使っている自転車も守澤さんのやつです。守澤さんが取手のG1(全日本選抜競輪)で落車失格したのを粗大ゴミ回収しますと言って借りたら、一発目の静岡でいきなり優勝(笑)。もともとの背格好もほとんど同じなので、違和感なく乗りこなせています」。
偉大な先輩効果で輝きを取り戻した佐々木が、今期は本格的にS級を目指す!(アオケイ・長谷川記者)