2022/04/18(月) 11:00 0 2
豊橋競輪場で18日に初日を迎える「ジャパンカップ・中スポ昇龍杯(FI)」。 夕刊フジ・秋田麻子記者が当レースの攻略法を伝授します!
▶︎脇本雄太は2番車! 出走表はこちら
脇本雄太が2場所続けてFIに参戦する。
前回の大垣FI(西日本C・S姫路賞・中日S杯)はなんと3日間とも近畿の自力型の番手を回った。脇本自身は自力でやる気持ちはあっただろうけど、初日特選で一緒になった中西大に前回りを懇願されて折れた。
そしたら準決勝は石塚輪太郎、決勝はまた中西と番手を回る流れができてしまった。結果は1・1・6着。連勝で勝ち上がったが初日特選は最終2角からの番手まくり、準決勝は石塚との連携をはずしての4番手自力まくり。決勝は中西が叩かれた時に何もできず一緒に内に詰まって終わり。不完全燃焼以外のなにものでもない。
豊橋は自力で戦いたいだろうけど今度は同県の寺崎浩平がいる。初日特選からの同乗は必至で脇本の動向が注目される。
大垣終了後、脇本は「番手についた時に自分が無力だと思い知りました」とSNSで胸の内を吐露している。
無力だとわかったから自力勝負に徹するのか、番手での仕事なりを覚えていこうとするのか、はたしてどちらなんだろうか。近畿の系図として30歳も過ぎたし、若手の番手を回るケースも増えるしって簡単にそれを脇本にあてはめていいとは思えない。
日本一の自力選手の「自力」の走りを見たいとファンは願っている。FIとはいえ、直後にGI日本選手権が控える大事な開催でライバルたちも脇本の動向を注視する。
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