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【玉野競輪・ミッドナイト】爲田学「選手を辞めるまでずっと勉強ですよ」

2022/04/18(月) 09:30 0 6

玉野競輪ミッドナイト「チャリ・ロト杯(FII)」は18日、最終日を迎える。最終日4Rに出場する爲田学に話を聞いた。
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自転車を整備する爲田学

ーー2日目は番手勝負に出ましたけど、初手から外競りで流石の競走でしたね。

爲田学:初手の並びでもう菱沼君の番手って決めました。外競りは当然でしょう。小汚い勝負はしたくねぇから。今日は番手を取りきってからは、ラインだと思い、ちょっとでも前を残そうと頑張ったけどね。松田(優一)が内から来て、肘と頭を掛けたけど、すり抜けられちゃった。松田にやられちゃったけど、俺が関東に居た頃に世話になってたし、今アイツ調子落としてたからああやって頑張っているとこっちも嬉しいよね。負けて悔しいけど、その中に嬉しさがある。今日は『競輪』らしい競走が出来た。まだ俺が技術不足って事だね。選手を辞めるまでずっと勉強ですよ。

ーー爲田さんがレースで一番大事にしている事って何ですか?

爲田学:『後悔しない事!』一生懸命、練習してきたんだから悔やまないように。レースは自分を表現する舞台。私生活で好き勝手やってたら頭のおかしいヤツになってしまうけど(笑)。レースでルールの範囲内なら自分らしさを表現できる。今の選手は自分に与えられた仕事を分かってない。競走得点があるから番手にって。番手に行くなら場所を守り切って、自力選手を守れって。下のクラスなんか自力選手に『離れないようにゆっくり踏んでくれ』ってバカじゃねぇの。最初からその選手に負けを認めてる。そこを回りたきゃ自分が練習して離れないようにしろってんの。

「負けて悔しいけど、その中に嬉しさがある」と語る爲田学

 自分の『競輪道』を持ち、そのスタイルを貫く爲田。自分が納得できなければ、九州内でも競る事もある。レースを見ているファンには荒々しく見えるかもしれないが、これが『競輪』。

 自力屋・マーク屋それぞれのポジションに役割があり、それをこなすから信頼関係が生まれる。今の競輪は当たり前のように地区で点数順に並んでいるが、それがラインでの総合力を弱める場合もある。賛否両論あるだろうが、爲田の『競輪道』が僕は好きだ。(アオケイ・梅田浩行記者)

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