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【宇都宮競輪】2着の春日勇人、安定した走りで決勝進出を決める

2022/04/08(金) 21:45 0 1

宇都宮競輪場で7日から「日刊スポーツ杯(FI)」が開幕した。準決勝2着で優出を決めた春日勇人に話を聞いた。

本来のキレが戻って来た春日勇人

 今期からA級に降級した春日勇人。新年1発目の京王閣で2日目に落車をし、約1か月後の立川から復帰も本来の走りからは程遠いレースだったが2場所前の豊橋ミッドでは優出、直前の静岡は優出こそ逃したが2勝を挙げ復調の気配を感じさせた。今シリーズも初日特選では3着、2日目の準決勝は2着と安定した走りで決勝進出を決めた。

京王閣で落車をしてから本当に自分の走りが出来なくて、落ちる所まで落ちたなという感じだった。幸いフレームは無事だったので復帰戦はハンドル回りだけ少しいじったが、自転車どうこうの前に脚も回らないし、不甲斐ないレースばかりで…。それでも走るごとに戻ってきている感じは最近感じられていて、それがしっかり結果にも表れている。準決もしっかり展開に合わせた走り(台和紀をドカして直線鋭く伸びる)が出来たと思うし間違いなく調子は戻って来ていますね」とホッとした表情を見せた。

 決勝は連勝で勝ち上がった猪狩祐樹の後ろでVチャンスを伺う。
「初日に3番手を回ったのが初連係で番手を回るのは初めて。来期はS級に復帰するし、ここでいい成績を残していい弾みにしたいですね」と意気込んだ。

 デキがいい猪狩の番手を回れるし、直線の長さを生かしてシャープに差し脚を伸ばして久々の優勝を狙う。(アオケイ・松野記者)

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