2022/03/27(日) 09:30 0 0
一時は自力の決まり手を消して追い込みに転身していた中村賢二だが、今は 逃、まくり、差し、マークと全ての決まり手を持っている「自在選手」として奮闘中。
初日は119期の2人が激しくもがき合う絶好の展開を、まくりで仕留めて白星スタート。「展開が向きました」と勝利を喜びつつ「まくりの決まり手とバックを付けてしまった」と悩まし気な表情を見せた。
「本当は追い込みとしてやっていきたいし、目標を付けてほしいんですが(苦笑)。最近は3日間、自分で動く番組ってこともよくある。なかなか厳しいですね」。
とはいえ、若手が多くそろうチャレンジでこれだけ自力の決まり手を付けられるのは、それだけ脚力がある証拠でもある。
「明日は溝口(葵)君の番手で頑張ります! そうなるように祈っていてください(笑)」と番組発表前に宣言していたが、その思いが通じたのか準決勝3Rは溝口と中部は2人という組み合わせに。
「本当に良かったです。溝口君とは連係もありますしとにかく強いので。しっかり付いていきたいと思います」
準決勝では溝口と好連係を決めて、差しかマークの決まり手を増やしたいところだ。(netkeirin特派員)