2022/03/25(金) 20:30 0 0
実力があり、なおかつ明るくて気の利いたコメントもくれる山原さくらに助けられたという報道関係者はかなり多い。そんなさくらの“メディア受け”のセンスは、父・山原利秀譲りのもの。
「(さくらは)メディアの方にも可愛がってもらっているし、記者ウケするよね。メディアから何か仕事をもらってもいいんじゃないか、ってくらい。反対にオヤジは不愛想で面白いことは何も言わないよ」と真顔で話すが、これはもちろんジョーク。キレのある“パパ”のトークも関係者間では非常に評判がいい。
そんな山原は昨年、90点近い点数を常にキープしていたが、現在の点数は85点台。
「さすがに点数を落としすぎた。上げるのは時間もかかるし大変なのに、落ちるのは本当に早い…」と真剣な表情で悔しがる。
「S級点を取ろうなんてことは毛頭考えていないけど、やっぱり点数があった方が仕事も楽しくなるし練習にも身が入る。だから90点くらいは持っていたい。(点数が落ちて番組がキツくなった時に)その位置は回りません、なんてことは言えないし言わないのが競輪だからね。脚の方はだいぶマシになってきた。そろそろ上げていけるように頑張るよ」。
笑える話とともに深い話や勉強になる話もしてくれる山原利秀は、とにかく応援したくなる選手だ。(netkeirin特派員)