2022/03/26(土) 07:00 0 2
2022年2月27日より本場開催が再開し、リニューアルされた第1弾として行われる「瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」。
大注目はホテルが併設されていること。そのホテルが選手の宿舎にもなっているのでファンにとってはこの上ない最高の設備だろう。また、テラス付き客室でバンクビューの部屋は圧巻で、新たな楽しみを感じることができるはず。
当レースは、メンバーも豪華でかなり注目度の高いレースになりそうなだけに、しっかりと初日の特選から見ていきたいところである。
バンクの特徴としては、1周が400mで直線は47.9mと平均に比べると9mほど短く、カントも特に癖がないので、風さえなければ先行選手にとって有利と言える。
ただ、海に近い立地条件なので、昼間に関してはバック側で向かい風となることが多くそのケースでは前が不利と見るべきであろう…とは言っても、決定的な特徴がないだけに絶対的な買い時の条件はないが、逆に言えば純粋に力が問われる競輪場なのでその点には注意したい。
下記に主に有力な2選手と期待の選手を一人取り上げたが、やはりSS勢の松浦悠士と佐藤慎太郎、吉田拓矢には注目が集まるのは間違いない。特に今かなり勢いのある吉田拓矢と松浦悠士に関しては純粋に強さを感じるだけに、注意して取り扱いたいところだ。
また、地元勢で記念クラスでも優勝する力のある取鳥や岩津裕介。そして、有吉ゼミにも出演し今話題の野口裕史などにも注目すべきだろう。直線が短いだけに最も勝ちに近いVポジションはやはり差しの選手で、逃げる選手の後ろの好位勢を中心に力のある選手と上手く絡めて狙いたいところだ。
そろそろ復活見えたワールドクラスの実力者が巻き返しを狙う
脇本雄太の捲るスピードは競馬で言う、ディープインパクトを彷彿とさせる飛ぶような走りであるが、奈良記念(春日賞争覇戦)とウィナーズカップの決勝は完全なる作戦負けで度外視可能である。さすがに3度目の正直となりそうで、バンクのクセもなく400mバンクならば完全優勝しても不思議ではない。今回はガッチリ決めそうなだけに連日買いたいところで、完調手前でも十分に期待できそうだ。
今競輪界で最も安定感のある男が脇本に立ち向かう
ウィナーズカップの松浦悠士は正直勝ちに徹するならば清水とのポジションが逆だったかなと思う面もあったが、ゴール前までのスピード力の高さは目を見張るものがあっただろう。また、展開を読む力と伸びるコース選択は見事で、安定感はピカイチと言えるはず。ただ、クセがあまりないバンクだけが唯一の不安で、個人的には今回に関しては絶対的な信頼を置きにくいと見ている。
バンクレコード持つ期待のホープに大注目
太田竜馬は前回のウィナーズカップでは清水の勝利の立役者の一人で、脇本を封じるスピードはかなり見所のある走り。また、2018年にはヤンググランプリを制しており、今勢いのある原田や犬伏と同じく中四国勢の期待の新星である。今回も松浦とのタッグには大注目で、バンクレコードを持っている身としても侮れない存在だろう。
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