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【小倉競輪・ミッドナイト】8か月待った新車で臨んでいる清水一幸

2022/03/24(木) 13:15 0 0

小倉競輪のミッドナイト「ケイドリームス杯(FII)」が23日に開幕した。初日特選3着の清水一幸に話を聞いた。

新フレームのデビュー戦はほろ苦い結果になった清水一幸

 初日特選は弟弟子の久樹克門が積極策。清水一幸に絶好の展開だったが、弟弟子を少しでも残したい気持ちが強かったのだろう。直線はやや伸びを欠いて3着。いわゆる“ハコ3”というやつだ。

「久樹が頑張ってくれたんですけどね。最終HS前は内から行かれないように下に下りて、そこから飛び付いてちょっとキツかった。最後も(久樹を)残したいし、上田(学)さんにコースも空けないとだし…。考えなきゃいけないことが多すぎましたね。1、2着で買ってくれていたお客さんに申し訳ないです。やってしまいました」。

頭を抱える“やってしまった”ポーズで猛反省する清水一幸

 レース後は、頭を抱える“やってしまった”ポーズで猛反省。清水の優しさが如実に出た一戦だった。決勝だったら走り方も変わっただろうが…。2日目以降に期待しよう。今回は新車で参戦している。

「8か月待って届いたフレームです。練習ではめちゃめちゃ感触が良かった。今回はフレームだけじゃなくて、シューズもギアも替えた。自力じゃなかったのもあるかもしれないけど、最近の中では一番といっていいくらい車の進みが悪かった。これはイカンですね。ギアとシューズは戻します。いろいろな人から“これはいいよ”と勧められると、どうしても使っちゃうんですよね。それにしても一気に替えたらかみ合わなかった。準決勝はいつもの感じに戻ると思います」。

 待ちに待った新フレームのデビュー戦はほろ苦い結果になったが、自力戦の準決勝は戦い方だけでなく、中身も変わったところを見せてくれそうだ。(netkeirin特派員)

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