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【玉野競輪・ミッドナイト】レース展望

2022/03/06(日) 21:30 0 3

玉野ミッドナイト競輪「チャリロト杯(FII)」は8日、初日を迎える。シリーズリーダーは前期S級の久保田泰弘が務め、見所は次の通り。

前期S級1班の久保田泰弘。脚もヨコの捌きも、A級では抜けている。

 前期S級1班の久保田泰弘。昨年はガールズケイリンの山本知佳選手と入籍。良き姉さん女房だし公私共に充実。今期はA級に甘んじているが脚の違いを披露。降級後は1月の高知で優勝。次の地元防府で完全優勝。直前の小倉でも優勝し脚色の違いを魅せている。自力がない分、S級に特進出来ないでいるが、不動の本命なのは間違いない。中四国ラインで清水一幸と連係する。

 その清水は12月開催の小倉で落車。2か月のブランクがあった久留米で準優勝。直前の名古屋でも決勝5着で、特選・決勝と最終バックを取っている。

 この本線3番手はイケメンの石丸寛之。3番手回りは得意でないが、地元だし外を鋭く踏みたい。

 今回の中四国には首領的な存在の梶應弘樹もいる。嶋田誠也の機動力も侮れない。開催中止で不運な状況が続いているが1月開催の佐世保と直前の松山で優勝。動ける追い込み選手のイメージだし、目標がいれば番手、いなければ自分でやるスタイル。

 今回は九州にめぼしい先行選手が不在で、自在に組み立てる。連係するのは九州同士の佐々木翔一だ。三浦貴大も一発を秘める。現役の父親もA級2班で頑張っており57歳のベテラン選手とは思えない。父親譲りのセンスある走りで穴を出したい。中部近畿で内山貴裕が番手を回る。

 チャレンジは地元の米嶋恵介が6連勝中で今節、特別昇班が掛かっている。ただ、2月は体調不良で3本欠場して、今期は復帰戦。30歳のオールドルーキーだが、8割の状態でも完全優勝を決めるとみたい。

 番手は地元同士の鳥丸晃順だ。怖いのは決勝で直接対決しそうな同期の村瀬大和谷口力也白井優太朗。やはり、目の前でライバルの特別昇班は見たくないから、全力で阻止に来る。(町田洋一)

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