俊敏な立ち回りで3番手を確保し、そこからまくって青木亮太とワンツー。
　自力選手として100点に近い走りを披露したが、なかなか笑顔を見せない鈴木の表情は、これでも険しかった。

「うーん、なんていうか、もうちょっと楽をしたかった(苦笑)。結果はワンツーだし良かったんですけど、これをやっちゃうと更に自力の番組が増えそう。最近は目標がいないレースがほとんど。負け戦で付いた自力の決まり手なのに…。これからがキツくなりますよね。何歳までこれを続けるのか…(苦笑)」

　そうは言うものの、初日は関東勢の裏表が断然の人気に推されていたように、鈴木の機動力はファンも認めている。準決以降も鈴木が“無表情で”まくるシーンがありそうだ。(netkeirin特派員)