2021/03/11(木) 15:00 0 2
一次予選5レースは本命人気の山崎芳仁が力強い先行で1着スタート。打鐘で前に出たときはもう1つのラインを受けるかと思われたが、そのままぐんぐんペースを上げ、新鋭の張野幸聖を突っ張り通して1周半逃げ切った。
「完全になめられていましたね(笑)。あの展開で駆けなかったら自力選手とは言えないし、途中で腹をくくりました。アベタカ(安部貴之)とワンツーでひと安心です」。
今日で東日本大震災からちょうど10年…。この日に福島代表の山崎芳仁が1着を取ったのは大きな意味がある。
「こういう時にこういうレースができたのは本当に良かった。被災地の人たちに1つ返せたかな。地元で応援してくれているファンもたくさんいるし、その人たちもみんな喜んでいると思う。これからもしっかり前を向いて自分らしいレースをしていきたい」。
(アオケイ・長谷川記者)