閉じる

【水都大垣杯】捲りのハラケンから番手のハラケンに

2021/03/10(水) 21:00 0 1

大垣競輪場で11日から開催される「水都大垣杯」。初日7Rに出走予定の原田研太朗に話を聞いた。

先行目標が用意されても気を引き締めた原田研太朗

「マジで!? これは俺に付けって番組なんかな…」。検車場に到着し、メンバーを見た原田研太朗の第一声がこれだった。

 初日に行われる予選第7競走は番組マンの配慮で薦田将伍という先行目標が用意されたが、「自力の番組だと思っていたからビックリ。まいったなぁ」と喜ぶどころか微妙な表情。それでも「これで任せないのもおかしな話。付きます」と腹を決め、薦田-原田の普通の並びに落ち着いた。

「全日選の最終日に松本(貴治)君との連結を外してしまったし、人の後ろは上手くいかないことが多いんですが、これも勉強だと思って頑張ります。ちなみに先輩の小倉竜二さんにアドバイスを求めると『まずはコケな(コケろ)』と返ってくる(笑)。これは本当にコケろという意味ではなく、コケそうになるくらい狭いコースを突っ込めという意味なんですが、いざ本番になるとこなかなか出来ない」。

 これから先、GIを獲るには若手の協力が絶対に必要。原田にとって『番手の競走』は避けて通れない道であり、スキルアップが最重要課題となる。

「松浦(悠士)君や清水(裕友)君は強さの中に巧さもある。すぐには無理だけど、自分もいつかはあのレベルに達したい。徳島には犬伏湧也君という在所1位の子も119期にいて、デビューしたらすぐにS級に上がってくると思う。そういう若手と走るのを楽しみにしながら少しずつ経験値を上げていければ…」。(アオケイ・長谷川記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票