【中野慎詞コメント】
　スタートを取って、(深瀬泰我が)抑えに来たら引いてまくろうと考えていた。踏み出したとき、自転車の出が悪かったので少し焦ったが、前とのスピードの差があったので、まくることができました。後ろの状況は分からず、必死に前を見て踏みました。

　1日目、2日目は冷静に走れたが、決勝の前は緊張しました。レース前は深呼吸をして、楽しんで走ることを心掛けた。デビュー戦と比べたら落ち着いて走ることができるようになった。少しずつ慣れてきました。でも上で戦うにはまだまだ勉強不足。もっといろんなことを学んでいきたい。

　将来は新田祐大さん、脇本雄太さんのように競輪と自転車競技の両方で結果を出したい。競輪では師匠(佐藤友和)と一緒に大きいレースで走ることが目標。自転車競技ではパリ五輪に出られるように頑張りたい。

　まずはA級1、2班戦も9連勝で突破できるように頑張りたい。ラインで決めることも意識して走りたい。師匠からも「ちぎって勝つことが強さではない」と言われているので。まずは1日だけ休んで、月曜日からナショナルチームの練習に参加。次のあっせんが決まったら、その開催で優勝できるように頑張ります。