2022/02/10(木) 15:00 0 3
88期の同期コンビはもはやベテランの域。それでも元気いっぱいに自力を繰り出している。6Rの渡邉は鐘前から始動し2角で前団を飲み込むロングまくり。佐々木雄一に交されたが責任のワンツーを決めた。
「打鐘のあたりでは中団に降りてもいいって感じのペースで踏んで、待ってから仕掛けた。特にニュートラルに入れたときの感じを見たり、ゴールまで踏み上げる意識を強くして走りましたね」と勘所を熟知した運行だった。
前検日には「年末年始に体調を崩した」と言い回復具合が心配されたが「直前の練習では体調を崩す前の水準でトレーニングができていました。上々の滑り出しを決められたかな」と不安を一掃した。
続く7Rは山崎が躍動。地元の中井俊亮の先行を瞬く間にまくり去るとライン3車で確定板を独占した。
「車番的に後ろか前。前を取らされたら緩めたら行こうかなと。遅めなら突っ張ろうと思ったが2周半で来たし下げました。中井君がいいペースで徐々駆けだったので行くならホームとタイミングを取った。出が良かった? 本人は必死過ぎてよく分からなかったけど、通過した時スピードが違うなと思った(笑)。タイミングさえ合えば…ですね!」と高笑い。42歳の老練テクニックは年齢を重ねてますます冴えている。(netkeirin特派員)