2021/03/07(日) 13:00 1 0
これまでの伊藤奎に積極先行型のイメージが湧かず、地元の先輩を引っ張るメンバー構成でも先行するかどうか半信半疑で観ていたが、今回は違った。井寺亮太を連れて鐘先行。そこからペースを緩めそうなものだが、それもない。快調に飛ばし番手の井寺の1着に貢献すると、自身も3着に逃げ粘った。
「決勝には進めないが、収穫がありました。こういうレースができれば周囲の目も変わって戦いやすくなると思う。それに後ろも活かせる。実際に井寺さんに残してもらったので」と、優出を逃した(この時点では勝ち上がれる可能性も僅かにはあったが)事への未練はない。
「同期に遅れてやっと気づき始めました。先行で押し切る力を付けてS級の舞台で走りたい」と、今後の飛躍を誓った。最終日は3Rに出走。先行しやすいメンバー構成だ。(アオケイ・市川記者)