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【瀬戸の王子杯争奪戦】中四国5人が決勝進出、注目の並びが決定

2021/03/06(土) 18:45 0 4

6日、広島競輪場で開催されている「瀬戸の王子杯争奪戦in広島」は3日目を迎えた。12R終了後には最終日決勝の並びが決定、闘う競輪記者・町田洋一氏から現地レポートが届いた。

 中四国5人は皆で話し合い、この並びに決定。控え室に集まり、約10分。最初に清水裕友が階段から降りてきた。「結論から言うと、太田君に取鳥君、岩津さんの岡山勢。初日特選と逆で僕が前で松浦さんです」。

清水裕友松浦悠士の前を走る

 経緯を聞くと「中国4人でまとまるなら、僕、取鳥君、松浦さん、岩津さんの折り合い。それがひとつのパターン。もうひとつのケースが、今回の並びだった」と話した。松浦は「今までのラインの一番の功労者が取鳥君。彼の意見を最初に聞き、太田君に行きたいと聞いた。それから、僕と清水君の前後。今回は初日限定で自分が前だと思ったので、自然に清水君の前回りとなった」と説明。

松浦悠士取鳥雄吾の意見を聞いた

 この並びは全員にチャンスがあるし、わだかまりもないはず。九州勢は山田英明小川勇介黒沢征治には和田健太郎。山田は「3年ぐらい前の地元武雄記念で、太田君に行ってもらっている。空くなら付けようと思ったけど、普通に自力勝負」とコメントした。

談笑する山田英明(左)と和田健太郎

 最後に取鳥が「裕友に粘られたら、死ぬ気で頑張る!」のジョークで締め括った。

太田竜馬の後ろを選択した取鳥雄吾

瀬戸の王子杯争奪戦決勝並び】
黒沢征治-①和田健太郎
清水裕友-③松浦悠士
太田竜馬-⑧取鳥雄吾-②岩津裕介
山田英明-⑥小川勇介

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