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【奈良競輪】引地正人「自分の走りじゃないみたい」と好調を実感

2021/03/06(土) 11:00 0 0

奈良競輪場で開催している「e-SHINBUN杯」は、5日に2日目を行った。6日のA級決勝を走る引地正人に話を聞いた。

決勝ではどんな走りをしてくれるのか期待したい引地正人

 4日の初日特選、引地は中団をキープ後に仕掛け損じて内に詰まると、4角から最内にコースを取って4着。5日の準決勝では鐘前に三浦貴大が内を開けると、すくって先行し2着に逃げ粘った。

 連日のトリッキーなプレーを見て、失礼ながら“引地らしくないな…”と思ってしまったが、本人も「2日間ともに俺じゃないみたい。どうしちゃったんだろ?」と不思議がった。

「初日なんてあんなコース絶対にいかないし。準決勝もそう、体が勝手に反応して先行していた。俺はここまでああいう動きをしてこなかったから(笑)。状態がいいから? それはないですよ」と謙遜するが明らかに体の反応は良さそうだ。

 決勝は単騎戦を即決。自力で動くことに迷いはなく、40歳の老練駆けが再び見られそうだ。(netkeirin特派員)

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