準決のメインでタッグを組む松浦悠士と岩津裕介。松浦は日本で一番安心して車券を買える選手だし、岩津にとっても一番信頼できる男だ。

　二次予選が終わっての松浦悠士は「フォームが固まって、最後も踏み切れた。1センターの掛かりが良く、これ以上のスピードは出ないしマックス。前のレースの清水裕友にタイムで負けたけど、僕自身の上がりタイムも悪くない」と振り返った。ただ唯一の不安は「あまりにも良いと体にダメージが残る。それで首とか痛くなった事もあるので」。

　4度目の地元記念Vを目指す岩津裕介は「いつもに比べ、プレッシャーは半分。広島でやっている地元記念という事もあるけど、松浦や清水がいるので。脇役だし、どん欲さはないですよ。まあ、理想は300勝達成と、地元記念の優勝ですが」と心境を語った。

　ここで松浦、岩津の連係が崩れるとは思えない。俗に言う鉄板レースだ！(町田洋一)