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【瀬戸の王子杯争奪戦】まだ頭に血が上っている…

2021/03/05(金) 19:30 0 7

広島競輪場で5日、瀬戸の王子杯争奪戦in広島は2日目を迎えた。準決勝の並びについて清水裕友の結論を聞いた。

 最終的に太田竜馬と別線を選択するも、苦しい胸の内を話す清水裕友。準決のメンバーが出たのが17時10分ぐらい。普通はそれから5分、10分で並びが決まるが、最終的に清水裕友が我々記者の前に現れ、結論を語ってくれたのは18時近くだった。これは、かなり異例のケース。

 清水は「これまで何度も太田君とは連係している。これからも、この信頼関係は変わらないと思う。だから大坪功一さんが太田君の番手を主張しても、引くつもりはなかった。競りになるから別線になる訳ではない。今回は柏野さんの地元・玉野記念。柏野さんの意向で、自力でやってくれと言われたから」と苦しい胸の内を明かした。

地元玉野柏野智典(左)から気持ちを聞く清水裕友

 メンバーが出て、清水は松浦悠士にも相談に行った。松浦からは「俺なら競る!」と言われたようだ。

清水は盟友・松浦悠士にも意見を求めた

 最後に「まだ冷静ではないし、頭に血が上っています」と言い、宿舎に引き上げたが、清水の良さは人間味の深さと漢の競輪。ここにも男らしい競輪選手がいたことをファンに伝えたい。(町田洋一)

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