2021/03/05(金) 17:00 0 1
競輪選手になるために高校で自転車部に入る選手も多い。磯川勝裕は「僕は小さなときから自転車が好きでした。小学生時代にはママチャリで横浜とかにサイクリングに行っていました」と語った。そんな自転車好きの少年は高校で自転車部に入り、日本大学に進学した。
「大学は違うけど、宮本隼輔とか小林泰正、橋本瑠偉とかホントに強かった。僕はノンタイトル。目立つ成績も残せなかった。就活のときに競輪選手になろうと、元選手の飯田義広(東京・44期)さんに弟子入り。受験したら、周りもびっくりの合格。初めから選手になろうと思って乗った自転車じゃなかったのに、自転車で大学にも行けて、仕事にもなった。そしてS級ですよ。1着を取れたら嬉しいし、負けたら悔しい。単純なんですよ」と言って笑った。
「まだ上には上があるので、好きな自転車に乗って強くなりたい」とさらなる活躍に向けて気合いを入れた。(アオケイ・伊藤博記者)