2021/03/05(金) 16:00 0 0
どちらかといえばネガティブ発言が多かった太田竜馬だが、2月の高松記念(玉藻杯争覇戦)ぐらいから、自信あふれるコメントが多くなってきた。何かしらの意識改革があったのだろう。
「今までの僕は、一撃必殺のレーススタイルで正直、もろかった。勝つ時は鮮やかだけど展開が嵌まらないと後方で凡走。それだと特別競輪に行って、同タイプとの戦いや、格上の捲り屋がいるとあっさりとやられてしまう。今は安定感を求めて、ラインで決まる走りを意識するようになってきた。だからこの二日間も、後ろに差されてのワンツー。敵は後ろではないし、相手の機動型。抜かれるのが嫌なら構えれば良いけど、それでは昔の僕に戻ってしまうので」パチンコで言えば、低確率の連チャン機でなく、羽モノの遊技台という感じだろう。
「原田研太朗さんは熱狂的なボートレースファン。鳴門ボートに寄付しているとかしないとか(笑)。ただ僕は考えるのが面倒。勝負勘が鍛えられるかなと思い、何度かボートレースに行ってみたけどはまらなかった」。眠れる獅子が、ようやく目覚めてきた。(町田洋一)