2022/01/28(金) 11:30 0 1
初日6Rは中団の外併走から大久保直也がカマす意外な展開に。人気を集めた高比良豪が番手にはまったが伸びを欠き、高比良後位の小野俊之が1着。前節の久留米に続いて、2節連続で予選1着スタートだ。
2004年のKEIRINグランプリ王者も近年は膝痛などに悩まされ、昨年はわずか4勝にとどまった。それでも昨年12月は連続優出を果たすなど、着実に上昇ムードである。
「良かった。(高比良)豪がいい展開を作ってくれたおかげ。オッズを見ても2人が人気をしていたから、本当はワンツーを決めたかったけどね。セッティングもできることはやって臨めた。まだまだだけどね、千切れっぱなしだった一時期を思ったら、だいぶ良くなっていますよ。そろそろ優勝もしたいんでね。まずはしっかりと決勝に乗れるように頑張る」
まだ45歳。小野俊之をまたS級で見たいというファンも多いはずだ。
「まだまだやれるところを見せたい。上がっていくだけ。着実に目の前のことをやっていって、今期はしっかりとS級点を確保したい。これで(通算)399勝? じゃあ今節中に400勝目、できたらいいね」
“豊後の虎”は最後まで上機嫌だった。準決勝は再び高比良、そして特選組の屋良朝春と九州3人の番組に。2人の意見を聞いた結果、「屋良に任せる」と結論を下した。変幻自在に攻める屋良に乗って、今宵も小野がゴール前で存在感を発揮する。(netkeirin特派員)