2022/01/26(水) 18:15 0 3
石原颯は昨年ブレイクした若手のひとり。長らく大砲不在と言われた香川県から久々に現れた逸材だ。
「今年は去年より上の成績を。まだまだ大きい事は言えないのでGIIIなら決勝3着以内に入って競輪祭の権利を。GIなら二次予選ぐらいまで勝ち上がりたい」と目標は非常に慎ましい。まだ22歳とあって伸びしろはたっぷりある。焦らずにゆっくりと上昇気流に乗っていく。
そんな石原を追ってS級に上がってきたのは上野雅彦だ。こちらは119期の20歳。検車場ではいつも石原の後ろに付いて歩いている。「石原さんもですけど四国の先輩たちは先行しているし自分も2周は駆けられる脚を付けたい。まだまだ自分はレースを確立できていないし今年は逃げて力を付ける1年ですね」と初々しい。
初日4Rは阿部拓真が当面の敵となる。阿部とは昨年12月の広島記念初日に逃げて先着を果たしており対戦成績には分がある。地の利を味方にバンクを席巻する。(netkeirin特派員)