2022/01/18(火) 11:10 0 1
大宮競輪「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は18日、最終日を迎える。3日目のレースで2着に入った林大悟に話を聞いた。
徹底先行で売っている林にとって構えて8番手は久々に見る光景だった。
最終2角から捲り返すと何とか前団に襲いかかる形で2着に入った。
本人も「8番手に置かれて、最終ホーム辺りで『ヤバい8番手だ』って思っていました(苦笑)。それからは前のもつれもあったのでそこを目掛けて仕掛けた感じです」とレースを振り返った。
林大悟と言えば慶次郎、昴を弟に持つ林兄弟の長男だ。
「最初にS1になったのは次男の慶次郎。自分は最初は弱かった。それがやっと練習で同じくらいの強さにはなれた。へっぽこなレースをすると記者さんから『長男どうした』っていじられるのでしっかりしないといけない」と長男としての責任感を感じた。
更に父であり師匠からは「『長男は弟たちに抜かれていくもの。それにはまず一番強くならないと』と言われているし、頑張らないと」と話してくれた。
近況の大悟の成長ぶりは凄いのひと言。
目標について聞いてみると「今年は競輪祭出場を視野に入れて頑張りたい」という。
地元GI出場に向けて一走入魂で駆け抜けてくれるはず。(アオケイ・石濱記者)