来期は2班に復帰出来そうな武田靖夫。自分で自分を誉めていた。

　チャレンジに落ちて2班の点数を取るのは至難の業。しかも怪我をしての公傷制度もなく、最短では1年半で代謝に引っ掛かる可能性もある。武田靖夫は「チャレンジから2班に上がれる選手は約110人。その内、新人が70人デビューする期もある。そう考えると残りの枠は40人。僕らにとってはS班になるより、難しい事なんです(笑)」。

　ベテランのマーカーが73点を取るのは、かなりのハード。そう考えると前期、2班の点数を取れた事は立派だ。番組が良すぎると、強い新人のダッシュに離れる。本線相手の別線だと、メンバーが出た時から勝負あり。そんな中で戦っているベテラン選手は、みんな味がある。(町田洋一)