2022/01/06(木) 10:30 0 4
尾方真生と西脇美唯奈の両者は2日目の1Rで対戦しており、西脇が尾方の逃げをゴール寸前で仕留めた。西脇は5回目の対戦にして初めて尾方に先着したといい、その喜びようったらない。
「初めて勝てました。うれしいですね! 真生さんを抜く事が目標でしたから。いつもレースで邪魔をしてしまい、嫌がられていたんです(笑)。今日もデビューして初めて重注を付けてしまいました」。
尾方は痛恨の2着に「(西脇が)見えなかった。合わせたと思ったら遅かったですね。流しすぎました…」と猛省。しかし、レース後しばらくすると西脇がニコニコと駆け寄り、尾方にジャレだすと、尾方は思わず渾身のキックとパンチで応戦した。いわゆる愛の鉄拳か。
「自分が大学生のとき(ガールズの)サマーキャンプに参加したら、この子がいて。当時高校1年ぐらいだと思います。とにかくその時からうるさくって(笑)。朝イチ、まだみんな寝ているのに部屋にやってきて『おはよ〜〜』とか騒がしいんですよ。あの高校生何なの? てなりましたよ」。
しかもレースになれば「ことごとく邪魔をされる(苦笑)」とのことで尾方にとっては悩みの種だが、そこは先輩は大人。
「真生さんにまた迷惑をかけちゃうかも」とおどける可愛い後輩の挑戦を受けて立つ。(netkeirin特派員)