1月5日、立川競輪場で行われた鳳凰賞典レース(GIII・2日目)の二次予選(12R)は、大外を追い込んだ伊藤慶太郎(28歳・埼玉=107期)が1着、捲った高久保雄介(34歳・京都=100期)が2着、番手から出た中村浩士(43歳・千葉=79期)が3着に入った。

　打鐘前2コーナーで大本命の平原康多(39歳・埼玉=87期)が落車するアクシデントがあり、3連単は⑧-③-②で252,640円という配当だった。なお、松村友和(42歳・大阪=88期)は斜行で失格。

　レースは矢口大樹(33歳・千葉=95期)が打鐘で叩いて先行。近畿ライン、中国ライン、関東ラインと続いて最終周回に向かう。バックで3番手の高久保が踏み上げるが、中々車が出ないまま4コーナー。ここで7番手に置かれていた伊藤が大外から一気に強襲し、ゴール前で何とか抜け出ようとしていた高久保も交わしてシリーズ初勝利を挙げた。

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