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【小倉競輪・ミッドナイト】"地元開催"で燃える熊本勢!

2022/01/05(水) 13:30 0 0

小倉競輪のミッドナイトKEIRIN「サテライト玉東杯」が4日に初日を開催。"地元開催"に奮起している熊本勢に話を聞いた。

左から園田鉄兵田中陽平興呂木雄治

 今開催は「熊本市営」の小倉ミッドナイト競輪。ゆえに熊本勢が燃えている。5Rで園田鉄兵が1着を取ると、続く6Rは田中陽平、7Rは興呂木雄治と3人続けて1着を並べた。景気いい連鎖反応に雰囲気は良さそうだ。

 園田は同県の境啓亨が阻まれると咄嗟のコース取りが決まり、「ぜんぶ境に感謝ですよ。あの展開になったら内しか見なかった」と話し、田中は平川慎太郎マークから直線を抜け出した。「出だしで反応が遅れて口が空いたがそこからは。2角では自分で行こうか迷いましたね。でも待って、待って。ハンドル回りを修正すれば良くなりそう」と前向き。

 興呂木は前を任せた小原亮哉が失格となり「自分の番手の技術が下手ですね」と素直に喜べなかったが、後輩の頑張りをムダにせず白星スタートを切った。

 熊本は今でこそ若手の台頭が著しいが、彼らがド自力だった頃は、他地区を相手に苦戦を強いられていた。それでも皆、長らくラインの先頭で踏ん張ってきたからこそ今がある。

 今回はすべて後輩の自力選手の番手から1着を手にしており、これまでの積み重ねが返ってきているようにも感じた。苦境を乗り越えてきた中堅勢の健闘は今後も見逃せない。(netkeirin特派員)

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